<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< レ・ミゼラブル(2013年版)(6回目) | main | 二都物語 >>

歌舞伎座新開場 柿葺落七月花形歌舞伎 昼の部

7月14日 歌舞伎座 3階2列下手寄り

通し狂言「加賀見山再岩藤」骨寄せの岩藤
発 端 多賀家下館奥庭浅妻舟の場
序 幕 浅野川々端多賀家下館塀外の場
    浅野川々端の場
    浅野川堤の場
二幕目 八丁畷三昧の場
    花の山の場
三幕目 多賀家奥殿草履打の場
四幕目 鳥井又助内切腹の場
大 詰 多賀家下館奥庭の場
   
岩藤の霊・鳥井又助/松緑、二代目尾上・お柳の方/菊之助、望月弾正/愛之助、
蟹江主税/亀寿、又助妹おつゆ/梅枝、花園姫/右近、奥女中関屋/廣松、
又助弟志賀市/玉太郎、松浪主計/廣太郎、梅の方/壱太郎、花房求女/松也、
若党勝平/松江、蟹江一角/権十郎、多賀大領・安田帯刀/染五郎
台詞が聞きやすいと思ったら、黙阿弥だったのか。
発端から序幕までは、テンポが良くて楽しかった。
壱太郎ちゃんの奥方がすっごく良かったな。気品があって、哀れさと儚さがしんしん伝わる感じ。
染菊が綺麗なのはいつも通り(^^)染ちゃんは帯刀様の方が素敵。身のこなし方とか、ちょっと叔父様っぽい気がしました。

で、二幕目。
ツイッターで亀三郎さんが「進撃の巨人みたい」ってレスつけられて、「????進撃の燕の方が(燕党)」ってつぶやいたんですが、何が進撃の巨人なのか分かったw
松緑さんの岩藤は真剣に怖かったです。土手で逃げ惑う百姓どもを貪り喰らうのも無理ない感じ(喰らってません)
宙乗りはふわふわしてて楽しそうでした。てか文字通り墓場から蘇った悪役に、あんな綺麗な場面を用意したんだろう。ちょっと不思議と言うか、作者の意図に興味がそそられる。
菊ちゃんは、お柳の方と尾上の演じ分けが出来てないってツイがありましたが、この日はそんなことはなかったです。お柳はぶりっ子してるけど下心見え見えって感じだし、尾上はひたすら気丈で健気。
右近ちゃんはほんと一皮剥けたなあ。何かあったのかな。

後半の世話物パートは、ちょっとテンポが悪かったけど、又助切腹の場は、市井の庶民の風俗がきめ細やかに描き込まれていて、黙阿弥の本領発揮という感じ。特に盲目の志賀市に対する兄と姉の気の配り方がとても丁寧。
てか実は子役演目だった?玉太郎ちゃんのすんばらしかったこと!お琴弾きながら(吹き替えじゃないよね?)歌っちゃったりするんだよー。腹切った又助が最後に弟を抱き寄せるところでほろっとしてしまった。
松緑さんは弟妹に対する情愛が滲むのが良かった。梅枝ちゃんと松也くんは本当に綺麗なカップル(^^)二人とも芯がしっかりした良い演技だったかと。

らぶりんは最後にあんなガッツリ見せ場があるとは思わなかったwいわば美人局で利用しながらも妻に愛情はあったんだと思わせる、こういう人間味がある悪役って似合うよね。
バカ殿さまが最後の最後に突然シャキッとしたのはちょっと意外。邪険にして追い返した奥方がその帰り道に非業の死を遂げたことについて、ものすごーーーく反省していればいいがって思うが。
てか、最後の締めも殿じゃなくて帯刀様で良かったんじゃね?

ところで、東銀座の駅に「ぴ◯とこな」のドラマのポスターがででーんと貼ってあったんだけど。本物の歌舞伎ファンに勧めるとは、勇気あるー(棒)
楊翠霞 * 観劇(歌舞伎) * 17:31 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ