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ローマ法王の休日

実際のコンクラーヴェのニュースを見ていて、ふと見たいなあと思ってたら、タイムリーに上映があったので、早速行ってきました。

事前プロモーションでは割とコメディとして宣伝されていたので、ロードショー公開時には「コメディかと思ったら、結構重たい内容だった」というコメントもあったのですが、確かにちょっとほろ苦い結末ではあったのですが、全体的には喜劇として作られているのではないかと思ったです。
イタリアンテイストと言うべきなのか、ねっとりした口調で語られるので、なかなか伝わりづらいのですが、語られるのは、ペーソスとユーモアにあふれたドラマ、そんな印象を持ちました。バレーボールや劇場のシーンには特にそれがはっきり出ていると思う。
多分、キリスト教、特にカトリック文化圏で育った人には、更にくすっと笑えるところがあるんだろうし、ローマの町を彷徨うメルヴィルの心の動きが理解できたりするんだろうなあ。

少なくとも、冒頭のコンクラーヴェのシーンは、ニュースで実際の映像を見ていたから更に興味深く見られたというのは絶対ありますもの。
バルコニーのシーンは実際のニュース映像と被っておおっとなったよ。
現実にコンクラーヴェが行われた直後である今見て良かったかも。映画で語られる状況の異常さがリアルに感じられたから。
でも、みんながみんな「自分が選ばれませんように」って祈ってて、「自分じゃない!」って思ったら、みんな満面の笑顔になるところとか、笑えたわ。

メルヴィル以下枢機卿の皆様は、ちょっと世間離れしたフシギちゃんズって感じで、みんな可愛らしかったですね。じいさま萌えクラスタは必見!
オーストラリアの枢機卿団とか、最初の「お茶しに行くのー」もそうだし、バレーボールのシーンで得点して喝采されるとことかかなりぐっと来たわ。
バレーボールのシーンで張り切ってたラテン・アメリカの枢機卿団とかも可愛くて激萌え。
首席枢機卿(グレゴリ大司教)の方、ほんとにリーダーシップありそうで、この人が選ばれてたら、何の問題もなかったのにねーってずっと思ってましたわ。

若者好きには、シーンの端々に登場するスイスガードに注目。てかルックスも選考基準にあると聞いたけど。メルヴィルの替え玉みたいな人はほんとにおるんやろか?

枢機卿たちの中に東方教会のアンティオキア総大主教が混じってて、あれ?って思ったんだけど。あれはいわゆる東方典礼カトリック教会(ローマ教皇権の優越を認めている)だったのか。
バレーボールのチーム分けによく表れていたと思うけど、枢機卿団の人種的、地域的多様性が強調されていたよね。最初に日本人の枢機卿をアップにするとか、アフリカの枢機卿団が映る場面が多かったりとか、オーストラリアの枢機卿団をピックアップしているのにも意図を感じるわ。

3月16日 品川プリンスシネマにて鑑賞。
楊翠霞 * 映画 * 23:06 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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