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宝塚歌劇 宙組公演 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA

10月21日 東京宝塚劇場 2階2列目センター

脚本・演出:小池修一郎
出演:ラインハルト・フォン・ローエングラム/凰稀かなめ、
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ/実咲凜音、
パウル・フォン・オーベルシュタイン/悠未ひろ、ヤン・ウェンリー/緒月遠麻、
ジークフリート・キルヒアイス/ 朝夏まなと、
オスカー・フォン・ロイエンタール/蓮水ゆうや、アンスバッハ/凪七瑠海、
ウォルフガング・ミッターマイヤー/七海ひろき ほか

超ひさびさの宝塚。東京宝塚劇場のキラキラした感じが超懐かしかった〜。
大分間が空いてしまったんですが(苦)、ツイッターのつぶやきとおぼろげな記憶をもとにレポまとめました。

銀英伝と宝塚って、親和性は低くないんじゃないかというのは予想は出来たのですが、ここまで高いとは。
むしろ原作よりも道原かつみのコミック版を彷彿とさせる感じでした。アンネローゼに血肉が通っているところとか。
フェザーンを狂言回しに使う構成は上手い。原作ではハゲたおっさんなルビンスキーはかっこいい兄ちゃんだったけど、まあ道原版はスキンヘッド美女だったしね。ドミニクもかっこいいお姉さんで良かったわ。

原作の細かいところへの目配りは、(元)原作読みのハートをくすぐられてうれしかったです。特にジェシカの死の報を受けたヤンがサングラスをかけるところとか。
個人的にヤン役の緒月遠麻さんがむっちゃツボですた。要チェックや_φ(・_・
墓地でのヤンとジェシカのシーンはうっかりジーンとしちゃったけど、憂国騎士団に襲われるところでは、シェーンコップが助けに来るとか妄想した(笑)。てかヤンのアクションて(笑笑)。

衣装や舞台装置について、帝国側が18世紀末〜19世紀初頭のヨーロッパ(エリザの時代)、同盟側が戦間期のアメリカで統一するというビジュアルの工夫は面白かったし、宝塚の得意分野にうまく引き寄せたな、という印象。
お陰で帝国側が未来のお話なんだか18世紀のドイツのお話なんだか、軽く混乱しましたが(笑)。
ベーネミュンデのエピソードなど帝国側のストーリーは実に手際よく整理されていたと思います。ヴェスターランドの虐殺のエピソードの原作をはるかに上回る説得力は素晴らしかったですね。ブラウンシュヴァイクの親族が虐殺(相当酷い殺され方をされたであろうことが舞台でも示唆されてましたよね)されたことの感情的な報復とした方がどれだけ無法な核攻撃に説得力があるか。

やっぱり宝塚なんで、恋愛要素は必須だし、トップ娘役さんをクローズアップする必要があるので、ラインハルトとヒルダのエピソードはずいぶん脚色されてましたね。いや嫌いじゃないですけども。
ヒルダがロングヘアーでドレス着て出てきた時は、んん?って思ったけど、それが元帥府に入るシーンに実にうまく結びついていました。
女性蔑視的な発言をするラインハルトに対してヒルダが抗弁するシーンは、ある意味原作への異議申し立てとも見える(笑)。
ヒルダのキャラクター付けは、原作より好きだわー。可愛い。

アムリッツァ会戦の群舞は、まさに宝塚の醍醐味。ビッテンフェルトがやらかした感じがすっごくよく伝わったし(笑)。
提督たちの自己紹介ソングは結構ギリギリな感じだけど、まあ分かりやすくて良かったんじゃないでしょうか。でも、双璧が身長差ないってのはちょっと違和感。あとキルヒアイスもちびっこだし(笑)。
オーベルシュタインが無闇にエロかったのは、ある意味ヅカ仕様?原作も道原版も、あくまで自らの野望の実現のためにラインハルトに仕えたってポジションだったけど、ラインハルト自身に惹かれていたという演出が新鮮だった。キルヒアイスに対する反感が単なるナンバー2不要論に止まらず、ラインハルトの身近にいる彼への嫉妬とも見えて、いろいろ興味深かったです。まあ宝塚ならでは、ですね。
まじオフレッサーが出て来てでっかいトマホーク振り回したところに、ヅカの本気を感じたわ!

てなわけで、大層面白かったです。さすが安心の小池印、原作より面白かったって、あ。
続編やるなら見たい。かっちょいいシェーンコップとローゼンリッターとか見てみたい。
楊翠霞 * 観劇(宝塚) * 21:14 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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